事業案内

石川県の能登に位置するエンジニアリング会社です。
これまで、縁の下の力持ちとして、伝統工芸の組子細工、壮大な社寺の柱から、 新幹線の筐体などの社会インフラの整備にまで、弊社の機械は様々な日本のものづくりを支えて参りました。
さらに、脱炭素社会の実現に向け、日本産材活用のため世界市場を見据え、 必要とされる素材や技術、設備などのソリューションを提供して参ります。

日高機械エンジニアリング株式会社の事業概要

■木材脱水装置  普及活動 【木材 脱水装置】
脱水」という概念 : 宮大工、林業家の知恵「新月伐採木」「葉枯らし乾燥」、現代の革新的な技術を組み合わせ、養分を含んだ自由水を水として排出させます。

エンジニアリングによる「新月伐採木」を作り出す「脱水装置」。太い丸太や大きい日本産材における乾燥の課題を一挙解決し、カビや虫食いなどの対策をも解決し多くの副次的なメリットを創造します。付加価値の高い木材の生産こそがウッドショックへの切り札になると考えております。

■日本産材 活用・普及活動
日高機械グループは、工作機械製造企業ではありますが、世界から多種の機械を日本の皆様にお届けしたいとの考えから、海外のメーカーとの連携を深め輸入機械の業務も開始しました。
お客様が必要なさまざまな機械に関するご要望やニーズにお応えしています。
<ブログ>ウッドショックに対抗する...


■蓄電池事業 【リン酸鉄リチウムイオンバッテリー製品(PDF)】

今の国会で電気事業法の改正案が出ます。大型蓄電池を送電網につなぐ事が可能になります。現行法で発電設備は送電網につなぐことを電力会社に義務づけており、これに蓄電池が加えられます。
政府は2021年度補正予算で130億円の財源を確保し蓄電池導入費の最大半額を出す事を決め、送電網の容量不足を、電気をためられる蓄電池で補完し、電力の安定をはかります。導入費の最大半額相当の補助金も出し、年度内に支給先を公募する事になりました。大型蓄電池が、木材の脱水装置の稼働や加工機に必要な電力を、バイオマス発電や太陽光発電などの不安定な電源を有効に使用する事も可能となり、日本産材の活用を促進させるためにも蓄電池の役割は大きくなりそうです。

■害獣処理装置
【農林水産省補助事業 第8回 全国鳥獣被害対策サミット「コンテナ・コンポスト」動画】

日高機械エンジニアリングでは、専用コンテナに搭載され、害獣を肥料にする機械コンテナ・コンポストを開発しております。

捕獲されたイノシシやシカなどの害獣を、移設可能なプラントで砕き、木材チップと高温菌を加え分解し、付加価値の高い肥料とする設備機械です。

独自開発した回転箱の中での高温発酵により、有機物を分解すると共 に滅菌する装置です。
これは、既に20年 以上の高温菌による堆肥処理の実績を持つ特許技術を応用した装置です。

害獣は水分をたくさん含んでいます。発酵過程で発酵熱を活用し水分を回収し、「乾燥」をコントロールするのみならず、余熱を回収しエネルギー活用にも展開可能です。

高温菌から生じる熱エネルギーを再利用して、乾燥の時間の短縮が可能である事も大きな特徴です。また、100度近い高温菌による発酵熱で、雑菌などの繁殖といった懸念されるリスクを完全に除き、汚匂の低減、環境性こそが最大の特徴です。

害獣処理に特化するために、従来の『オープン・定置式・施設型 』を、
『二重密閉・移動式・コンテナ型』に改良しました。

害獣処理 の方法として、今までは埋めるか、燃やすか、バイオ分解するかしか 方法がありませんでした。しかし、どれも課題を抱えています。

「コンテナ・コンポスト」はそれらの課題を克服し、機動性・柔軟性・安 全性とも優れた、害獣処理の画期的なソリューションです。

<詳細ページ>害獣を肥料に変える <ブログ>能登半島で被害拡大


■再生エネルギー 活用
林業分野における、現場での電気エネルギーマネージメント。自家消費の小型バイオマス発電に加え、セカンダリー 再生エネルギー 発電所の売買の仲介も行っています。
立ち上がって売電中の自然エネルギーの発電所を売買するお手伝いです。

菅首相の所信表明演説での「2050年までに温室効果ガスの排出を 全体としてゼロにする」という方針の表明によって、日本の脱炭素社 会の実現への取り組みはさらに本格化していくことになるでしょう。山林の活用における大切な事業取り組みのひとつです。

バッテリーを床下に装備し、本来の荷物の積載のみならず、加工設備搭載のベース、場合によっては仮設住宅など、複合的な用途に利用可能な【EVトレーラー】は、再生エネルギーの有効活用にとって重要な役割を担う事になります。
<ブログ>二次電池展    太陽光パネル...

■レトロフィット事業
(工作機械、再利用可能資源製品、環境性 改質資材)
日高機械エンジニアリングの意図している「製作機械のレトロフィッ ト」とは、修理やオーバーホールの域にとどまらず、技術革新のテン ポにあわせ制御装置や主軸モータの更新、部品、配線、配管の入れ替 え等により、既存機械の加エスピードや加工精度、性能や機能を使用 目的に合せ大幅に向上させる事。本体を再利用する事で、設備投資額 を抑えられ環境保護、省資源の観点からも環境にやさしく、得意分野 に特化した独自技術・ノウハウを生かせます。
<オリジナルサイト>日高グループレトロフィット
<ブログ>【レトロフィット】

■自転車競技連盟 活動事業
(一財)石川県自転車競技連盟は県内における自転車競技(ロード、ト ラック、マウンテンバイク、シクロクロス、BMX、室内競技)を統括し 、石川県内の大会運営・情報発信を行っています。

自転車競技を健全 に普及発達させ、石川県における体育文化の進展に寄与することを目 的としています。弊社代表の日高明広は同連盟の会長に就任し、(公財)自転車競技連盟の評議員としても活動しています。

<ブログ>自転車競技 記事

 

■医療 ヘルスケア・コンディショニング事業「免疫治療」「遺伝子治療 」「温熱療法」「栄養療法」の研究成果を生かし、
ナショ ナルトレーニングセンター、複合体育施設(例:スケートと自転車、ベロドローム) の推進などに、スポーツにコンディショニングの要素を加え、
ワクチンパスポートや世界基準となる、感染症対策をも実施しながらスポーツ環境設備を整えるシステムへの対応を行っていきます。

<参考サイト>白川太郎先生<ブログ>如水会館講演会

■過熱水蒸気 普及事業
小型の赤外線炉からの放射によって生成された 過熱水蒸気はその燃焼ガスと一緒に、炭化炉の熱源に使用する。
その炭化炉の中心部に高湿潤廃棄物(例えば動物の死骸であるとか、使用済み紙オムツ)の収納カゴを装備する。

臭気の強い高湿潤廃棄物の処理の際、過熱水蒸気温度を 700°C以上~800°Cで処理すれば臭気は殆どな くなり、タールの発生も殆ど無い。

過熱水蒸気発生用として 従来はLPG、プラント排熱等を使用するが、今後木質バイオマス燃料を使用して過熱水蒸気を発生させる装置の開発を行っている。

<詳細ページ>「過熱水蒸気」とは <ブログ>バイオマス展

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